「シンプルに暮らす」って、いいよね。

無駄なお金はかけず、かといって節約に汲々としない。
無駄な時間もかけず、かといって効率一辺倒でもなく。
モノは、できるだけ少なくしたい。
「ミニマリス」には、なれそうもないけれど、「シンプル・ライフ」なら、なんとかなるじゃないかな。
そう考えて、少しづつ、居住空間を快適にしようと、奮闘中なのであります。

そんなこんな考えているさなか、義弟からスマホであるオファーがあった。
「ソファとテーブル、オットマンのセットがあるんだけど、いらない?」
もちろん、ただで。
スマホに映し出されていた映像は、白い「カリモク60(ロクマル)」ではないか。
貰えるもなら、なんでも貰う主義から、いらないものは断る生活に改善中ではあったのだが、もちろん貰いますとも。

とりあえず、部屋の片隅に空間をつくり、仮置きしてみた。
なかなか、よいではないか。
クラシックで、シンプルなフォルム。
ゆっくりお茶でもしながら、本でも読みたいものだな。
しかし、写真には写っていないところは、雑然としていて、まるでお片づけができてませんねえ。

これはなんとしても、カリモク60の似合う部屋にしなくては。
できれば、(持ってないけど)ルンバで掃除が完結できれば、なんと素敵なことか。

ここで、ふと思う。
「ロボット掃除機」というのは、なんだか矛盾した存在なんだな。
ロボット掃除機は、ベッドや家具の下がきれいに整理されていて、モノが置いていない床には、絶対的に便利な道具だと思う。
一方で、そういうロボット掃除機が得意としている部屋なら、あえてロボット掃除機を使わなくても、コードレス掃除機やフロア用そうじ道具(クイックルワイパーとか)で、手間をかけずに掃除できるじゃないか。

一方、ロボット掃除機の苦手にしている、絨毯とか敷物の端、電気コードなんかが溢れた部屋は、フツウの掃除機でも面倒くさい。
そんな部屋こそ、ロボット掃除機で掃除してくれよ!
無茶な注文だけど。

てなわけで、結局「ロボット掃除機」って、必要なの? などと考えるのであった。
これが、世に言うかどうかは知らないが、「ルンバのパラドックス」だ。

まあ、つまらぬ思索に励むより、部屋を片付けに励むことにしよう。